あわただしく首里城を後にしたご隠居一行。
次に向かうは『大里城址公園』。
久高島や馬天港など中城湾南部の海岸風景を一望する景勝地にある城跡で、
これを築いた大里按司は南山王の一族でした。
佐敷の尚巴志に滅ぼされるまではその勢力は本家の南山王を凌ぐほどだと言われています。
この城の石垣は、のちに尚巴志が首里城を増築するとき、
手渡しで首里まで運ばれたと言われています。
青い空と海が実にいいねぇ ![]()
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この中城湾では、真珠湾攻撃で撃ち漏らした米戦艦「ペンシルベニア」を
第251飛行隊所属の天山艦上攻撃機が特攻ではなく、通常攻撃(雷撃)で
大破させる戦果を挙げた海でもあります。
まさに、海軍の“意地”ここにあり!ですね![]()
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首里城で汗まみれになった私たちには、この展望台の風がとても心地よい![]()

とりあえず記念写真を撮り、滞在わずか10分で出発 ![]()
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次に向かうは南城市の『大里村農村環境改善センター』。
ここには、1945年3月に独立重砲兵第百大隊が設置した、
『八九式十五糎加農砲』が設置してあります。
大里の平川壕に二基配置され、米軍と砲火を交えましたが、
一発撃つと何十・何百という反撃を受け、壕は破壊され大砲は埋没しました。
平成15年3月平川壕の発掘が行われ、この砲は掘り出されました。
砲は復元され、同年8月より展示されています。
独立重砲兵第百大隊で運用された同砲は、もう一門良好な状態で発見され、
九六式十五糎榴弾砲とともに靖国神社の遊就館に展示されています。
ここでも
だけでさっさと引き上げる。

この次は『おきなわワールド』。
東洋一の美しい鍾乳洞「玉泉洞」をはじめ、有形文化財指定を受けた古民家が建ち並ぶ
「琉球王国城下町」、ハブに触り学べる「ハブ博物公園」、
多くの口コミサイトで大人気!勇壮な伝統芸能エイサー演舞「スーパーエイサー」など、
子どもから大人まで楽しめるスポットが満載!
ここで12:30に開催される『スーパーエイサー』を観るためです。
予定より早く到着した私たちは、予定にない『玉泉洞』の見学をすることになりました。
しかし、この予定外の行動がこの先みんなの体力を奪うとは、
夢にも思いませんでした。
気温はすでに30℃を越え、とにかく暑い![]()

鍾乳洞に入ればちと涼めるやろか![]()

長い階段を下りて感じたのは、
「なんやこの蒸し暑さは![]()
あかん
あかんやんか
」




とにかくここでも修学旅行の団体と、台湾からの団体で大混雑 ![]()
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玉泉洞の観光コースは約900m、30分の道のりです。
あまりの暑さに途中でへばってしまい、みんなから置いてけぼりをくらってしまいます。
軽い脱水を起こしたのか、目が回り出し途中でしゃがみこんでしもた![]()

それでも何とかで口までたどり着き、
とにかく自販機を探す。
琉球王国城下町は、築100年以上経た古い民家を移築し、古都・首里の城下町の町並みを再現しています。
家屋内では紅型や機織り、紙すき等の伝統工芸の実演を体験できるんやて。
穴に入らんと王国城下町をブラブラしとったらよかった![]()

王国村と玉泉洞の入城券は1240円もしたんやのに・・・。
ここで
にしよかと思ってたら、昼食バイキングが1300円もするから止めとこうと言うことになったのに、

結局
を穴に捨てたようなもんやった![]()


なんとか自販機を見つけ、水分補給をし時間を待つ。
みんな口数も少ない。
スーパーエイサー開演10分前に観客席に行くとすでに超満員。
そらそうや、修学旅行と台湾の団体がわんさかとおるんやさかい。
どうにか席を確保し、演舞を待つ。
司会の方が結構笑いも交え、楽しいスタートとなりました。
エイサーは生で初めて見たけど、なかなか迫力があっておもろい![]()

シーサー風の獅子舞に頭噛まれたら縁起がええらしく、
「噛まれたい人~?」てわめくから、
「は~い、ハイハイ![]()
」ゆうて手上げたけど、


ヨレヨレのおっちゃんより、女子高生や子供らの方が絵になるらしく、
見事落選![]()

あっという間の30分でした![]()
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見終わってすぐにここを発ち、
に向かう。
