今回は、各隊員が装備してた「5.56mm機関銃 MINIMI」と「89式5.56mm小銃」にスポットを当ててみましょう。
◎ 5.56mm機関銃 MINIMI
ベルギーの国営銃器メーカー、FN社が開発した、5.56mm NATO弾を使用する分隊支援火器。住友重機械工業がライセンス生産。
全長 1038mm
重量 10kg(200発装填状態)
発射速度 マガジン装着時 毎分1000発
発射速度 マガジン装着時 毎分1000発
有効射程 600~800m
歩兵携行のほか、各機動車にも装着できる。
◎89式小銃
現在の主力小銃。固定銃床式の他に折曲銃床式がある。
折曲銃床式は、空挺隊員や車両搭乗隊員が携行している。
1989年に自衛隊で制式化された。
自衛隊と海上保安庁、警察の特殊部隊(SAT)において制式採用されている。
5.56mm機関銃MINIMIとも弾薬互換性を持つ。
全長 916mm(固定銃床式)
重量 3500g(弾倉を除く)
発射速度 650~850発/分
有効射程 500m
安全装置には4段階あって、「ア」「レ」「3」「タ」の『当たれ』おまじないのような表示がある。
「ア」は、安全装置
「レ」は、連射
「3」は、3点バースト(1射撃で3連発発射する)
「タ」は、単発
89式、いいですねぇ![]()

私が訓練に参加した時代には64式だったので、結構重かった。
ちなみに、64式小銃のデータは、
全長 約990mm
重量 約4300g(弾倉及び付属品を除く)
発射速度 最大約500発/分
有効射程 400m
やっぱ89式は軽いし性能ええし、ゆうことないね![]()

戦闘防弾チョッキも今や2型やもんなぁ。
イラク人道復興支援以降、防弾チョッキ2型への改変が進んでいます。
私のは初期型のこれ
てなわけで、福知山レポートはこれでオシマイ。
今宵もお付き合い戴き、ありがたき幸せ。
また来年、できることならあちこちの駐屯地を見て回りたいね![]()
