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Channel: 第弐章 「悠久の大義」
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ほんまはね、昔は毒ガスの島やったけど、今はウサギの楽園(?)の島へラプトルを移住させたかったんや!の巻

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広島県竹原市の沖に、周囲が3.3kmほどの小さな『大久野島』と言う名の島が浮かんでいます。
 
以前は「地図から消された島」や「毒ガス島」などと呼ばれてた島です。
 
 
 
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戦時中、この島で主に中国大陸で使用する目的の化学兵器が生産されていました。
 
毒ガス工場は軍極秘だったから、当時の地図からこの島は抹消されたので「地図から消された島」と呼ばれました。
 
戦後GHQの命令で毒ガスは、周辺海域への海洋投棄・火炎放射器による焼却・島内での地中処分され、
 
以降島には平和が訪れました。
 
 
 
 
この画像ではわかりづらいのですが、貯蔵施設だったこの施設跡の壁一面が黒く焼けただれています。
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と言いたいのですが、実は地中に埋めた分が漏れ出してきてるのか、島内の一部から高濃度のヒ素が検出され立ち入り禁止場所があります。
 
 
 
こうした歴史を風化させないという地元住民の願いにより、1988年に大久野島毒ガス資料館が開館しています。
 
 
 
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島内にはこの資料館のほか、国民休暇村があり自然観察や環境学習の拠点として、夏休みには家族連れでにぎわっています。
 
 
 
我が家も15年ほど前にこの島を訪れたことがあります。
 
 
 
 
また1970年代に8羽の🐇が島内に放され、それが今では700羽以上に増えているそうです。
 
一年を通じここを訪れる多くの観光客がエサをやるため、🐇たちは人を恐れずエサをねだる姿があちこちで見られます。
 
 
 
それに比べラプトルは、我が家に来た初日から臨戦態勢で、ちょっとしたことでじきに攻撃的になる
 
 
 
 
 
本来🐇は餌付けすると、下画像のようにスリスリしてくる動物なんやけどなぁ・・・。
 
 
 
 
 
おねだりウサギたち
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今から4年ほど前、ラプトルを持て余した私は家族を集め、ラプトルをこの島に連れて行き放した方がよい!
 
と説明しました。
 
 
ラプトルはもともとアナウサギ。
 
蟻のように迷路のような穴を掘り、その中で生活しています。
 
そやからあの前足の超高速回転は、穴を掘るための本能やと思うし、すのこに自分が入れそうなくらいの穴をくり
 
抜いたのも同じ理由からやと考えていました。
 
 
 
 
アナウサギはこのように穴を掘ります
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またここはエサも豊富にあるし、第一自由を手に入れられる。
 
それと子孫を残せる確率が極めて高い。
 
もし群れるのがイヤやっても、🐇にとっては島は広大でありハグレでおっても何ら不自由はない。
 
 
 
 
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家族に納得させ、春休みに半分旅行気分で出かけるつもりでした。
 
 
ところが年末に“ギランバレー症候群”ちゅうわけのわからん病気で長期入院してしまい、
 
大久野島行きは消えてしもたんです
 
 
もしあの時ラプトルを連れて行くことができたなら、やつの余生は終身刑などにもあわず、
 
こないな暑いとこで一生を終えることもなかった。
 
可愛いヨメさんと今頃日陰でイチャイチャしとったかも・・・
 
 
『籠の鳥』にしてしもたのもラプトルの運命やったんやろか・・・。
 
 
ホンマに可哀想なことしてもた
 
 
 
 
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この島周囲が約3kmなので、
 
レンタサイクルで一周しても十分の距離だと言えます。
 
また、島の頂上に上って望む周囲の景色は
 
とても素晴らしい
 
 
いつの日か、
 
ラプトルの遺影を持って大久野島を訪れたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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