連日報道されてる“pm2.5”。
この飛来によって西日本を中心に、遠方が視認できんくらいの濃度です![]()

この「pm2.5」という微粒子には、排ガスや工場から出る煙などの有害物質が含まれており、大きさは髪の毛の40分の1ほど。花粉よりも遙かに小さい為、花粉用のマスクなどでは防ぐことができず、肺の奥まで入ってしまうことで喘息や肺がんを発症させるということです。また、肺だけではなく脳にも蓄積され、これが原因で思考力を低下させるという報告もあり、かなり危険な物質であるということが伺えます。
23日には支那中東部の大部分である約143万平方キロメートル、日本の陸地の約3.9倍に相当する広大な土地が「有毒物質を含む霧」で覆われたと、中国新聞社などが報じています。
また、「北京汚染は人類の居住に適さず」とも報じています。
ではなぜこれらの大気汚染に歯止めをかけようとはしないのでしょうか![]()
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支那(中華人民共和国)の人口は約13億4000万人(2012年現在)。
仮に大気汚染が原因で何十万人が死のうとも、体制に影響がないこと。
それより「エネルギーと資源の大浪費型経済成長」が最優先されていることによります。
よって近隣の国に影響が出ようとも、知ったことではないのです![]()

国連など国際組織は、北京は世界で最も大気汚染の深刻な地区の一つと警告し続けています。
濃度の高い日はマスクをつける、空気清浄機を使用する、極力外出を控えるなどしてなるべく吸い込まないようにしましょう。
pm2.5は花粉の12分の1しかない微小粒子状物質なので通常の花粉用マスクやサージカルマスクでは防ぐことができません。現在pm2.5の粒子をも防ぐ専用のマスクDS2(N95相当)が市販されています。
pm2.5対応マスクは、微小粒子状物質も95パーセント以上捕集できるという国家検定試験に合格したマスクです。
一方国内では2~4月にスギ花粉が大量に飛び出します。
日本では戦後復興や都市開発などで木材の需要が急速に高まりました。
木材は不足気味で、林業の拡大と造林は 当時の日本において急務でした。
農林水産省は戦後に拡大造林政策を行い、各地にスギやヒノキなどの植林を大規模に行ったが、その一方でスギ花粉の飛散量も爆発的に増加することになり、大量のスギ花粉を曝露した日本人がスギの花粉症を発症することにもつながったのです。
また高度経済成長を経て林業が衰退し、外国からの質が良くて安い輸入木材に押されて国内スギの需要が低迷するようになったため、大量に植えたスギの伐採や間伐なども停滞傾向となり、花粉症原因物質であるスギの個体数が増加していることも花粉症患者の増加傾向の要因となっているのです。
一方で現代の都市化により土地が土や草原からアスファルトやコンクリートなどの花粉が吸着・分解されにくい地盤となり、一度地面に落ちた花粉が風に乗り何度も舞い上がって再飛散する、という状態が悪循環に発生するようになりました。
加えて排気ガスや工場からの排気などの光化学スモッグなどを長期間吸引し続けることでアレルギー反応が増幅され、スギ花粉症を発症・悪化させるという“負”のスパイラルが生じ、これらの都市化によって花粉症の発生が例年常態化しているのです。
症状は、吸い込んでしまうと、
鼻水・くしゃみ・鼻づまり・アレルギー性鼻炎、のどの痛み・のどのかゆみ・咳・痰・気管支喘息
目に入ってしまうと、
目のかゆみ・目の充血・めやに・まぶたが腫れる・アレルギー性結膜炎
などが現れます。
対策は、下の図を参考に講じればよいでしょう。
最近はこのようなCMも流れてますね![]()

我が家ではこのようなものを用意して、まさかの時に対応しようとしております。
これなら“pm2.5”だろうと“スギ花粉”だろうと、完全にガードしてくれまっせ![]()
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ただ、これを付けて歩く勇気が・・・・![]()
