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Channel: 第弐章 「悠久の大義」
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どこへ向かうのかニッポン!? 盲導犬を刺すとは何事か!! の巻

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事の発端は8月1日の「朝日新聞」(朝刊)への投稿記事。
 
全盲の飼い主が連れている盲導犬のお尻に、飼主が知らぬ前にフォークが刺されており、
 
流血していたとのこと
 
 
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TV等でもかなり報道されましたが、犯人の検挙は難しいみたいです。
 
 
 
盲導犬
 
視覚障害者を安全に快適に誘導する犬。
 
 
 
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身体障害者補助犬法では『公に開かれた施設では正当な理由無く盲導犬の立ち入りを制限してはならない』
 
とありますが、現実にはそれを拒否する店もまだまだ多くあります。
 
 
その他にも
 
仕事中の盲導犬に通行人が犬の芸を強要
 
食べ物を無理矢理食べさせようとする
 
犬嫌いの者からの嫌がらせ
 
動物愛護団体から「動物愛護に反する」という抗議が各盲導犬協会や盲導犬利用者にある
 
仕事中の盲導犬を連れ去ろうとする
 
盲導犬の体に落書き、など
 
 
 
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そして今回のような蹴られたり刃物等
 
で刺されたり傷害を負わされるなどの
 
事例が数多く発生しています。
 
ご主人のために懸命に働く犬に
 
こんな虐待をして、この子らにいったい
 
どんな罪があるというのでしょう
 
 
 
 
人の痛みを理解できず、さまざまなことへの『無関心』、自己満足のみが優先する
 
現在の『人の心の歪み』がもたらす行為だと言えます。
 
 
 
 
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直接危害を加えなくても、駅前を歩くとすぐわかることですが、
 
 
 
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毎日見かけるこの光景に、何も感じない人の方が多いのではないでしょうか。
 
これらを取り締まる条例を持たない自治体では、個人のモラルに任せるしかないとこも。
 
中には個人的にこの違法駐輪をしようとした人に注意をすれば逆に食って掛かる始末。
 
 
盲導犬が視覚障害者に行きわたるにはまだまだその数が足りません。
 
圧倒的多数の視覚障害者は、前方の路面を叩きながら障害物を認識するための白い杖が頼りです。
 
なのに社会のこのありさまはどうなんでしょう???
 
 
 
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視覚障碍者だけがこのような理不尽な行為を我慢してるのではなく、の方もかなり苦労してるようです。
 
自分が思うとおりに生きていくためには、弱者や障害者が困ろうと知ったことではない!
 
これが社会の現実ですね。
 
つい先日も24時間テレビが放送されていましたが、あの番組に募金された方や、共感を持たれた方の中にも
 
このような人の迷惑になる違法駐輪や、その他の行為をしたことがある人も多いんとちゃいますか。
 
 
 
私も生活が長かったのですが、ある日で歩道を走行中に怒鳴られたことがありました。
 
いきなり人の肩をこついて
 
「こら!お前!じゃまやからもっと端っこに寄らんかい!」
 
といわれたんですね。
 
歩道の端は少し傾斜があるので、前輪を取られるから中央を行かないと進めないと説明すると、
 
「端っこ行かれへんのやったら外へ出てくるな
 
との暴言を吐かれました。
 
それを見てみていた周りの歩行者は見て見んふり・・・。
 
 
つい先日のスーパーのでの出来事。
 
満車状態で待ってるが数台いたから、割り込むために出口から入ろうとしたが私と鉢合わせ。
 
クラクション鳴らしたら若造がいきなり降りてきて、私ののドアを開け、胸倉掴んだり顔に蹴り入れてきた
 
んですが、その時にも周囲の買物客も店員もただ見てるだけでした。
 
 
また違う日には、障害者用のにバックで入れようとした時、後から来た三輪バイクがそこへ停めたんです。
 
 
 
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そのバイクで来たおばさんにそこへ入れたい旨を伝えましたが無視されました。
 
中へ入り店員へそのことを伝えたら、
 
「ほかにも駐車スペースいくらでもあるでしょ。そちらへ入れてくださいよ」
 
と、まるで「しょうもないこと言ってくるな!」みたいな態度。
 
 
私が障害者になってしもた頃に載ってたをそこに置くと、移動を促す店内放送を流されたことが
 
20回以上ありました。
 
当時はまだ筋肉質な体つきだったので、一見障害者には見てもらえなかったかもしれませんが、
 
にはマークの表示があるし、警察で発行してもろた『駐車禁止区域での駐車許可書』を
 
フロントにおいてたのにもかかわらず、行く度に放送されたんです。
 
健常者が障害者用に駐車することは黙認してるくせに、障害者の私がそこへ駐車すると「どけ!」と言う。
 
このような行為をいちいち取り上げることがいけないことなのでしょうか・・・。
 
 
 
当時の愛車 前後にはマークあり
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いつやったか、出先でスーパーに寄って障害者用に止めようとしたら、そこには警備員がいて
 
「こら!どこへ停めてるんや!そこは車いすの人専用やからすぐにどけなさい!」
 
とめっちゃ強い口調で移動を命じられたことがありました。
 
「障害者用はいつから車いす専用になったんや
 
とくってかかると、
 
「こののマークが見えんのか?ここは車いす専用や!」
 
一点張り。そんな警備員もおりますねん。
 
 
昨年は夏祭りの帰り道で『オヤジ狩り』に遭遇するし・・・。
 
 
職場では上司からパワハラ受けてるし、現場の同僚もその大半が無関心やし。
 
仕事上で障害をサポートする補助器具を壊されたり、時には外されてどこかにやられたこともありました。
 
これまで職場で何人かの障害者を見かけましたが、定年までおられた人を見たことがありません。
 
そのほとんどが、嫌がらせや八分などで自主退職に追いやられています。
 
今は私がそのターゲットのようです。
 
 
 
このような理不尽な言動を受けたのは私だけではなく、私の知人にも多くいます。
 
 
盲導犬に危害を加えることは、その障害者に危害を加えるのと同じことです。
 
私がいつも思うのは、
 
直接いじめをしたり、暴言を吐いたりする人より、それを見ていて知らん顔をする人の方を憎みたい。
 
「自分がその立場になったら」と思えない人は、同じような目に逢えばいいと思っています。
 
 
暴力に対し自己防衛のために暴力をもって対抗することはよくなくて、
 
見て見んふりすることや、嫌がらせや無視することは何ら問題にならない。
 
それがこの国の現実と言えます。
 
 
 
 
 
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