前回は西日本(九州方面)を中心に現在活動中の活火山を見て行きましたが、
今回は東の方へ移ってみよう![]()

◎三宅島
三宅島は雄山がたびたび噴火。
1983年には溶岩流が阿古地区の集落の約7割を焼失させ、
2000年では全島民が島外へ避難せねばならないほどの規模だった。
◎伊豆大島・三原山
三原山は、100年ないし200年周期で合計100回前後の大噴火が起きたとされています。
1684~1690年と1777年の噴火は規模が大きく、
1950~51年では、火口内部に三原新山ができています。
1986年には外輪山の外側からも吹き出し、結果全島避難する始末となった。
こちらは三原山から出現するゴジラ。
ゴジラにとっては三原山の噴火エネルギーですら、痛くもかゆくもないのかい・・・![]()
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この後ビオランテと対決します![]()

◎焼岳
長野県と岐阜県にまたがる標高2455mの活火山。
1915年大爆発を起こし泥流が梓川をせき止め、大正池を作り出した。
1995年には、水蒸気爆発によって生じた泥流が、中部縦貫自動車道安房トンネルの工事現場を直撃。
作業員ら4名が死亡した。
◎浅間山
これまで噴火と山体崩壊を繰り返し、現在の姿となったそうです。
人口570人のうち477人が死亡。
昭和54年に住民が逃げ込んだ観音堂の石段が発掘調査され、
全部で50段あった階段は35段が埋没し、その土石層の厚さは6メートル前後あったそうです。
その際2人の被災者が発見されています。
◎草津白根山
近年水蒸気噴火を繰り返しています。
◎新潟焼山
1773年安永の噴火の際に大火砕流が発生し、日本海まで達しています。
1949年の噴火以降は小規模な水蒸気爆発にとどまっていますが、
現在でも2つの噴気口からガスを吹き出しています。
◎有珠山
北海道・洞爺湖の南に位置し、江戸期よりたびたび大規模な噴火を繰り返しています。
江戸期の代表的な噴火は、
1663年寛文噴火・1769年明和噴火・1822年文政噴火・1853年嘉永噴火があり、
昭和に入ると、
1944年田園地帯が徐々に隆起しだし、噴火後火口が出現。
溶岩ドームを形成していきます。(昭和新山)
その後1977年・1978年・2000年と噴火し、周辺の建物・道路・鉄道網を破壊しました。
◎北海道駒ヶ岳
1640年、噴火にさきがけて大規模な山体崩壊が発生。
それまで富士山のような形だったと推定されるが、その後の爆発もあって山頂部が吹っ飛んだようです。
大量の土砂が海に流れ込み津波を誘発。付近の住民約700名が溺死。
その後、1694年元禄の大噴火・1856年安政の大噴火・1929年昭和の大噴火などを繰り返し、
1929年には噴煙が14000mほどまで達し、以後2000m級の噴煙をたびたび噴き出しています。
◎十勝岳
北海道中央部の大雪山国立公園内の十勝岳連峰の主峰。
1857年安政噴火・1887年明治噴火・1923年大正噴火を経て、以後小噴火を繰り返しています。
鹿児島県から北海道まで駆け足で見てまいりましたが、いかがだったでしょう![]()

活火山周辺には有名な
が数多くあり、自然の恵みとしては最高なんですが、

お山が一旦ヘソ曲げると大惨事になりかねません。
防災の心得の中に、『火山』も入れとかなあきませんね![]()

これから登山を計画してる人はその辺も十分に考慮し、
地元の警察等には必ず『入山計画書』を提出しましょうね![]()

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