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Channel: 第弐章 「悠久の大義」
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浜名湖に沈んだ『チト』はいつになったら出て来んねん!?誰か沖に向かって「もぉいいよ~!」って叫んだれ!!の巻

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浜名湖北の猪鼻湖に沈められたのは、

日本陸軍の「四式中戦車 チト」

本土決戦に向け

「M4中戦車 シャーマン」に対抗すべく設計されました。




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開発が本格的に開始されたのは1942年9月ですが、

各地における日本戦車の惨敗の報告を受け、

対戦車戦闘を考慮した設計に順次書き直されていきました。





これにより、当初の「57mm砲」搭載から

仮想敵戦車「M4シャーマン」の

「75mm砲」に対抗すべく、

「五式七糎半戦車砲(75mm砲)」を

搭載することになりました。




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しかし試作車が2輌完成しただけで終戦を迎え、

施策1号車は戦後米国に持ち帰られ、

そして2号車が機密保持のため

静岡県の浜名湖に沈められたんですね。



その時一緒に沈められたのは、

「九七式中戦車チハ」ともう1輌。




イメージ 3




戦後長い間そのことは忘れられていましたが、

平成24年に湖底調査が開始されました。

残念ながらその時には発見できず、

今日に至っています。



湖底には結構泥などの沈殿物が堆積しており、

超音波探査した結果見当たらなかったそうです。




もしそこに沈んでるとしたら、

水中の方が地上より酸素の量が少ないので

70年の年月が経過してるにもかかわらず

保存状態は良好ではないかと思われます。




こちらは2000年にエストニアで発掘された「T-34」

砲塔の側面に鉄十字マークが書かれているのは、

ドイツ軍に鹵獲・運用された車両だからだそうです。

保存状態は極めていいですねぇ♪

「チト」もこんな感じで出て来たらええのに・・・。




イメージ 4




浜名湖には3輌も眠ってるんやから、

もっと本格的に調査すれば

絶対見つかると思うんやけどなぁ




浜松市も町おこしになればと

当時予算を組んだそうですが

もう一声、なんとかなりまへんか~

ねぇ、市長さ~ん





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