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Channel: 第弐章 「悠久の大義」
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沖縄における“ドクター・ヘリ”を充実させ、本島北部地域の救急患者を救おう!!の巻

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ドクターヘリとは、救急医療用の医療機器等を装備したヘリコプターを指します。

救急医療の専門医及び看護師が同乗し救急現場等に向かい、

現場等から医療機関に搬送するまでの間、患者に救命医療を行うことができる専用ヘリコプターです。



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その優れた機動性と迅速性により、「空飛ぶ救急外来」と呼ばれています。

ドクターヘリの導入により、救急医療の専門医、看護師を救急現場に投入し、

いち早く初期治療を開始することが可能となり、更に救急搬送時間の短縮により、

救命率の向上や後遺症の軽減が期待出来ます。



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沖縄県名護市にある『北部地区医師会病院』は、主に県北部の地域医療をサポートしている病院です。



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沖縄県北部地区(本部町、東村、国頭村)は山間部が多く、海岸近くまで山が迫っています。

幹線道路も主として海岸線に走るだけで、県最北部の国頭村まで救急車で走ると2時間は要すると

言われています。



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一方沖縄に駐留する米軍は、米兵にけが人等が出ると救急ヘリがすぐに飛んできて、

すぐさま基地内の医療施設に搬送する体制を整えています。



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そこで北部地区医師会病院は、2007年に救急ヘリでの患者の搬送を開始します。

ランデブーポイントは地域の協力を得て確保された救急ヘリの離着陸場です。

ここで現場から救急車で搬送された患者がヘリに引き渡されます。



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これで北部国頭村や近隣の島まで、わずか15分で駆けつけることが可能となりました。



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しかしこのドクターヘリを維持するには、年間1億円以上の維持費が必要とされ、

北部地区医師会病院では継続困難として、2度の運用休止に追い込まれてしまいました。



そこでドクターヘリ運行を特定非営利活動法人(NPO法人)化し、

『MESHサポート』として再スタートさせます。

MESHとは、Medical Evacuation Service with Helicopterの頭文字から成り、"めっしゅ"と呼ばれています。


各企業とスポンサー契約を交わし、また広く全国に寄付金を募っています。



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このような方達も募金に協力しています。



2014年12月9日、久米島町立大岳小学校の子供たちがヘリポート見学の際、寄付を持参しました。
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県立北部農林高校・生活科学科の生徒さんたちは、農業祭開催の時のバザーの売り上げ金
100,000円を寄付をしています。
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MESH設立者の小濱氏は、このようなメッセージを発信しています。


MESHサポートは民間版ドクターヘリMESH(メッシュ)を運航するため設立された、
サポーター、パートナー募集活動、募金活動、広報活動を中心として活動しているNPO法人です。
その目的は私どもが主体となりみずから資金を集め(もちろん公的な支援がいただければ
それにこしたことはありませんが)、積極的に救急ヘリを飛ばそうというものです。

メッシュ・サポートで運航する救急ヘリは、使用するヘリコプターの機種を廉価なもので
(それゆえ運用上、より性能の高いドクターヘリとまったく同等の運用ができるわけではありません)
対応する等の工夫をはかり、年間約1億円強の運航費で同種のサービスを提供しようとしています。

なぜなら沖縄県北部地区は過疎化が進み、救急車での搬送では間に合わず、
ここにこそドクターヘリが必要であることを、運航休止までの1年間の実績が証明しているからです。
救急医療の新しい形としての救急ヘリの運航のため、皆様のご理解、御協力を御願いします。

                                      メッシュ・サポート理事長 小濱 正博




国内には沖縄に限らず過疎が進み、地域性の困難もあってドクターヘリを欲している地域がたくさんあります。

しかし沖縄は70年前地上戦の悲劇が展開され、20万人もの命が奪われました。

小禄の海軍部隊司令官大田実少将が海軍次官宛の電報の中に、


「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」


とあるように、県民の意志とは反してるかもしれないが、

結果として沖縄県民は「本土防衛の魁」となられました。

大本営は沖縄を見捨てたけど、戦中戦後の沖縄県民のご苦労を思うと、

我々は決して沖縄を見捨ててはなりません。


北部地域や離島に住む方たちの助かる命を助けるため、

みんなで助け合う、ほんの少しの助成を考えてみてはいかがでしょう。





        MESHサポートでは、MESHの救急ヘリを応援してくださる方々を募集しています。
        沖縄県北部の救急医療を存続させるために皆様のご協力をお願いします。
        MESHをご支援いただく方法には、会員(入会・更新)と、募金の2種類の方法があります。



詳しくはMESHサポート・ホームページでご確認ください(クリックで飛びます)
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