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Channel: 第弐章 「悠久の大義」
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1937年5月6日、ドイツの飛行船「ヒンデンブルク号」が爆発・炎上事故しちゃった!の巻

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ヒンデンブルク号が事故を起こしたのは、アメリカ合衆国ニュージャージー州レイクハースト海軍飛行場。
この事故により乗員・乗客35人と地上の作業員1名が亡くなっています。
これ以降、大型硬式飛行船の安全性に疑問が持たれ、大型飛行船の時代に幕が下ろされました。
 
 
 
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ヒンデンブルク号とは、ドイツ・ツェッペリン運航会社の旅客輸送用巨大硬式飛行船。
1936年3月に運航を開始し、事故が起きるまで14ヶ月間運航しています。
全長245メートル、直径41メートルもあり、豪華な客室を備え、高級レストランまでありました。
まさに空を飛ぶ豪華客船ですねぇ。
 
同社のグラーフ・ツェッペリン号は、1928年に日本の茨城県霞ヶ浦に寄港していますね。
 
 
 
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ヒンデンブルグ号には20万立方メートルの水素が浮揚ガスとしてつめられていました。
ツェッペリン社は水素は引火の危険があるので、ヘリウムをつめるべきだと考えていたようです。
しかし、ヘリウムの産出国であるアメリカがヘリウムを供給しませんでした。
ヒトラーが飛行船を軍事目的で使うと考えたからです。
ヒンデンブルグ号の爆発事故が起きたのは、水素を使ったためという説が有力視されました。
 
 
 
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その他にもテロ説。
 
時代遅れの飛行船を大衆の面前で墜落させ、飛行機の実用化を進めてたいドイツ政府の陰謀説。
 
ヒンデンブルク号はドイツの威信を象徴する乗り物だったので、それをあえてアメリカで焼失させることにより、アメリカの威信に傷をつけようとした、ナチスの陰謀説。
 
 
それらの説に待った!をかける説を1977年にNASAの技術者が出しました。
事故の詳しい分析を行い、水素を使っていたことがヒンデンブルグ号爆発の直接的原因ではないという説です。この説によれば、事故の原因はヒンデンブルグ号の外皮の塗料に極めて引火性の高い物質が使われていたそうです。
飛行中に機体にたまった静電気が着陸用ロープが下ろされた際にうまく逃れず放電が起こり、外皮が発火したと考えられています。現在、この説がヒンデンブルグ号の事故原因として有力視されています。
もし、そうであればヘリウムを使っていたとしても、ヒンデンブルグ号は炎上していたことになりますね。
 
 
 
 
 
こちらは1975年公開のアメリカの映画『ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀』
 
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STORY
 
1937年、飛行事故をきっかけに恋に落ちたドイツの巨大飛行船ヒンデンブルグ号の設計技師マーテンと、アメリカ人実業家の娘ジェニファー。しかし、ジェニファーには許嫁フリッツが既にいた。領事館でのパーティ当日にジェニファーの父親が病に倒れたとの報せを受け、2人はヒンデンブルグ号でドイツからアメリカに向かうことになる。飛行当日、マーテンはヒンデンブルク号に“爆弾”が仕掛けられている事を知り……!?
 
 
 
 
で、こちらはクジラ型の超高速飛行船ホテル「Manned Cloud」
 
飛行船と聞くとゆっくりと空を飛んでいるイメージがありますが、この飛行船はなんと時速280kmで飛んでいて世界一周を3日で可能にする超高速飛行船です。
 
 
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ただ速いだけではなくて、この飛行船は巨大なホテルを内包していて、60の客室を備えているとの事です。
ホテルを兼ねているだけあってその大きさはかなりのもので、500平方メートルにも及ぶそうですよ。
全長約213m、最高時速約170km、乗客40名、20のスイートルーム、レストラン、バー、ラウンジ、温泉、ジム、図書館、展望サロンなどを完備。
 
すっごいですね~
 
 
 
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